「前屈しても手が床に届かない」「あぐらをかくのもつらい」。体の硬さを自覚していると、ピラティスに興味があっても「自分には無理かもしれない」と感じてしまいますよね。しなやかに体を動かしている写真や動画を見ると、なおさら気後れしてしまうかもしれません。
でも、安心してください。ピラティスは柔軟性を競う運動ではありません。体が硬い方でも、今の体で動ける範囲から始められます。むしろ、体の硬さに気づいている方こそ、自分の体と向き合うきっかけとしてピラティスを活かしやすいともいえます。
この記事では、体が硬くてもピラティスができる理由、つまずきやすい動きと調整の考え方、続けるためのコツを整理します。あわせて、完全個室・1対1の「パーソナルピラティス VERT34」で、体の状態に合わせてどのように調整していくのかもご紹介します。
結論:体が硬くても、ピラティスは始められます
先に要点をまとめます。
- ピラティスは柔軟性を競う運動ではなく、体が硬くても今動ける範囲から始められる
- 膝を曲げる、動く範囲を小さくするなど、同じ動きでも調整の方法がある
- 1対1なら、その日の体の状態に合わせてその場で内容を変えられる
「柔らかくなってから始めよう」と考える必要はありません。今の体の状態を知ることが、ピラティスのスタートです。
体が硬いと感じる部分は、人によって違います。太ももの裏、股関節、肩まわり、背中など、どこが動きにくいのかを知るだけでも、体への理解が深まります。ピラティスは、そうした気づきを積み重ねていく運動です。
「体が硬い」とはどういう状態か
ひと口に「体が硬い」といっても、その中身はさまざまです。まずは、一般的にどのような状態を指すことが多いのかを整理してみます。
筋肉や関節まわりが動きにくい状態
体が硬いと感じるとき、多くは筋肉や関節まわりの動く範囲が狭く感じられる状態を指しています。前屈で手が床に届かない、腕を上げると肩がつまる感じがする、といった場面で実感しやすいでしょう。
長時間同じ姿勢で過ごす、体を大きく動かす機会が少ない、といった生活習慣が関係していると考えられることもあります。
硬さの感じ方は、部位や日によって違う
体の硬さは、全身が同じように硬いとは限りません。肩はよく動くのに股関節は硬い、右と左で動かしやすさが違う、ということもよくあります。
また、同じ人でも、朝と夕方、疲れている日とそうでない日で、動きやすさが変わることがあります。体の状態は一定ではない、と知っておくだけでも気持ちが楽になるはずです。
ピラティスでは、左右の違いや、日によって変わる動きやすさに気づくことも大切な練習の一つです。「今日は股関節が重いな」と感じられるようになること自体が、体への理解が深まっているサインといえます。
「硬い」は「運動に向いていない」ではない
体が硬いからといって、運動に向いていないわけではありません。硬さは、今の体の状態を表す一つの特徴にすぎません。
大切なのは、硬さを無理に押し広げようとするのではなく、今の体で動ける範囲を知り、その中でていねいに動くことです。ピラティスは、まさにそうした取り組み方を大切にしています。
体が硬くてもピラティスができる理由
では、なぜ体が硬くてもピラティスは始めやすいのでしょうか。3つの理由をご紹介します。
柔軟性を競う運動ではない
ピラティスの目的は、体を大きく曲げたり、深く伸ばしたりすることではありません。呼吸と体幹を意識しながら、背骨や骨盤、手足をどう動かしているかを確かめることが中心です。
動きの大きさよりも、狙った部分を意識できているかを大切にします。そのため、動く範囲が小さくても、ピラティスとして十分に取り組めます。
動く範囲を調整しやすい
マットピラティスは、器具を使わず、自分の体重と重力を利用して動きます。膝を曲げる、手の位置を変える、動く範囲を小さくするなど、同じ動きでも調整の方法がたくさんあります。
「今の自分にちょうどいい形」を探しながら進められるので、体の硬さに合わせて取り組みやすいのが特徴です。マットピラティスの特徴はマットピラティスとは何かを解説した記事でも詳しく紹介しています。
呼吸に合わせて、ゆっくり動く
ピラティスでは、勢いや反動を使わず、呼吸に合わせてゆっくり動きます。急に大きく伸ばすような動きは少なく、体の反応を確かめながら進められます。
息を吐きながら動くと、余計な力が抜けやすくなることもあります。体が硬いと感じている方ほど、呼吸と動きを合わせることを意識してみてください。
体が硬い人がつまずきやすい動きと、調整の考え方
体が硬い方がピラティスに取り組むとき、戸惑いやすい場面があります。よくある場面と、調整の考え方を表にまとめました。
| つまずきやすい場面 | 起こりやすいこと | 調整の例 |
|---|---|---|
| 座って脚を伸ばす姿勢 | 背中が丸まり、骨盤が後ろに倒れる | 膝を軽く曲げる |
| 背骨を丸める・伸ばす動き | 動きが小さく感じる | 小さな動きのまま、背骨を意識する |
| 腕を上げる動き | 肩や首に力が入りやすい | 腕を上げる高さを低くする |
| 脚を持ち上げる動き | 腰が反りやすい | 脚の高さを下げる、膝を曲げる |
これらは一例です。実際には、体の状態を見ながら、その都度調整していきます。同じ人でも、日によって合う調整が変わることがあります。「前回と同じ形でなければいけない」と考えず、その日の体に合った形を選びましょう。
座って脚を伸ばす姿勢がつらいとき
太ももの裏や股関節まわりが硬いと、床に座って脚を伸ばすだけで背中が丸まってしまうことがあります。無理に脚を伸ばそうとすると、骨盤が後ろに倒れ、意識したい部分から注意がそれてしまいます。
そんなときは、膝を軽く曲げても大丈夫です。骨盤を立てて座れる姿勢をつくることを優先します。
動きが小さく感じるとき
背骨を丸めたり伸ばしたりする動きで、「ほとんど動いていない気がする」と感じることがあるかもしれません。それでも問題ありません。
大切なのは、背骨のどのあたりが動いているかを意識することです。小さな動きでも、ていねいに行うことで、自分の体の動き方に気づきやすくなります。
肩や首に力が入りやすいとき
腕を上げる動きでは、肩が上がって首に力が入りやすくなります。体が硬い方は、腕を高く上げようとして、余計な力が入ることがあります。
腕を上げる高さを低くする、肩を下げる意識を持つなど、形を少し変えるだけで動きやすくなることもあります。
1対1だからできる調整
体が硬い方にとって、自分に合った調整をしてもらえるかどうかは大切なポイントです。VERT34が完全個室・1対1で行っている理由も、そこにあります。
その日の体の状態に合わせてメニューを変える
VERT34では、体の状態やクセに合わせて、その都度メニューを調整します。前回は動きやすかった部分が、今日は重く感じる。そんな日もあるでしょう。
1対1なら、その日の体の状態を確かめながら、動きの選び方や順番を変えられます。決まったプログラムに体を合わせるのではなく、体に合わせて内容を選べるのが1対1のよさです。
無理な姿勢になっていないか、その場で確認できる
一人で動画を見ながら練習していると、無理な姿勢になっていても気づきにくいものです。体が硬い方ほど、形を合わせようとして、ほかの部分で無理をしてしまうことがあります。
1対1なら、動きをその場で確認し、必要に応じて形を変えられます。気になることがあれば、すぐに質問できるのも安心です。
完全個室なので「できない」を気にしなくていい
体が硬いことを、人に見られたくないと感じる方もいるでしょう。VERT34は完全個室で、グループレッスンは行っていません。
ほかのお客様の目を気にせず、自分のペースで取り組めます。周りと比べて焦る必要もありません。「こんなに硬いのは自分だけかも」と気にせず、今の体をそのまま見せていただければ大丈夫です。そこから、一緒に動き方を探していきます。
体が硬い人がピラティスを続けるコツ
体が硬い方が、無理なくピラティスを続けるためのコツを3つご紹介します。
見本と同じ形を目指さない
写真や動画の見本と同じ形を目指すと、できないことばかりに目が向いてしまいます。ピラティスでは、形よりも、狙った部分を意識できているかが大切です。
「前回より呼吸が楽だった」「背骨が動いている感じがわかった」など、形以外の変化に目を向けてみてください。
反動をつけず、呼吸を止めない
体が硬いと、つい勢いをつけて動きを大きくしたくなります。でも、反動を使うと体に負担がかかりやすくなります。
ゆっくり動き、呼吸を止めないことを意識しましょう。痛みを感じたら、無理をせずに動きを止めてください。セッション中であれば、その場で伝えていただければ、別の動きに切り替えるなどの調整をします。
日常でも少しだけ体を動かす
セッションのない日も、ほんの少し体を動かす時間をつくってみてください。座りっぱなしの時間が長いときに立ち上がって伸びをする、深呼吸をするなど、小さなことで大丈夫です。
体を動かすことが特別なことではなくなると、ピラティスも続けやすくなります。初めての方の過ごし方はピラティス初心者向けの記事でも紹介しています。
VERT34の料金と体験セッション
VERT34は、マット1枚で行うマットピラティス専門のスタジオです。リフォーマーなどのマシンは使いません。田町・三田店と横浜店の2店舗があり、料金とプランは共通です。
| 項目 | 料金(税込) |
|---|---|
| 体験セッション 30分 | 2,200円 |
| 体験セッション 60分 | 5,500円 |
| 入会金 | 11,000円 |
| 30分×月4回 | 月13,200円(1回あたり3,300円) |
| 30分×月8回 | 月25,000円(1回あたり3,125円) |
| 60分×月4回 | 月26,400円(1回あたり6,600円) |
| 60分×月8回 | 月48,000円(1回あたり6,000円) |
体験当日にご入会いただくと、体験料と入会金が0円になります(実施内容は変更になる場合があります)。定額プランは2ヶ月の継続が必要です。詳しくはVERT34の料金・プランのページをご覧ください。
体験セッションの前には、カウンセリングで体の状態や目的をうかがいます。体が硬いと感じている部分があれば、遠慮なくお伝えください。流れはご入会までの流れのページで確認できます。
体験当日の服装と持ち物
体が硬い方は、とくに伸び縮みしやすく、体を締めつけにくいウェアがおすすめです。床に座ったり寝たりする動きが多いため、脚を動かしやすい服装を選んでください。
ウェアとタオルはご持参ください。お水は1杯ご用意しています。
予約とキャンセルについて
体験セッションは、お問い合わせフォームまたは公式LINEからご予約いただけます。体験料は来店当日に、クレジットカードでお支払いいただきます。
キャンセルは前日までのご連絡で無料です。当日・無断キャンセルの場合は体験料がかかりますので、ご注意ください。
よくある質問
前屈で手が床に届きませんが、大丈夫ですか?
大丈夫です。ピラティスは柔軟性を競う運動ではありません。膝を曲げる、動く範囲を小さくするなど、体の状態に合わせて調整しながら進めます。
ピラティスを続けると、体は柔らかくなりますか?
変化の出方には個人差があるため、柔らかくなるとお約束することはできません。ただ、体を動かす習慣ができることで、自分の体の動かし方を意識しやすくなることは期待できます。
腰や膝に痛みがある場合はどうすればいいですか?
痛みがある場合や通院中の場合は、医師に相談のうえでお越しください。そのうえで、痛みのある部位をお伝えいただければ、負担のかかりにくい動きを選んで調整します。妊娠中・産後の方も、医師に相談のうえでご検討ください。
体が硬いのですが、30分と60分のどちらがいいですか?
どちらでも、体の状態に合わせて調整しながら進めます。まずは気軽に試したい方は30分、呼吸や動きをじっくり確かめたい方は60分がおすすめです。迷ったときは、お問い合わせの際にご相談ください。
体が硬い人には、ヨガとピラティスのどちらが向いていますか?
どちらも体が硬い方が取り組める運動ですが、目的や動き方に違いがあります。自分が何を求めているかで選ぶのがおすすめです。違いについてはピラティスとヨガの違いを解説した記事で詳しく紹介しています。
まとめ:体が硬い今こそ、ピラティスを始めるきっかけに
体が硬くても、ピラティスは始められます。柔軟性を競う運動ではなく、今の体で動ける範囲から、呼吸に合わせてゆっくり取り組めるからです。
- 体の硬さは、部位や日によって違う。まずは今の状態を知ることから
- 膝を曲げる、動く範囲を小さくするなど、調整の方法はたくさんある
- 1対1・完全個室なら、周りを気にせず、その日の体に合わせて進められる
パーソナルピラティス VERT34では、体の状態やクセに合わせて、その都度メニューを調整します。「体が硬いけれど大丈夫かな」と迷っている方こそ、一度体験してみてください。体験セッションのお申し込みフォームから、お気軽にご連絡ください。
TRIAL SESSION
まずは体験セッションへ
30分2,200円・60分5,500円(税込)。当日ご入会で体験料・入会金0円です。